魔導祭じゅうとななつぼしin東京イベントレポート



 去る2006年3月26日。東京で8年間続いた魔導祭の締めくくりとなる魔導祭ファイナルが開催されました。
 そんな日を私らしく(←ポイント)振り返ってみたいと思います。


 まずは2月26日に遡ります。その日に、主催者さんであったうえとしさんから「サークル参加について送った封筒が戻ってきてしまった」と言うような内容のメールを頂きました。
 十数日前にサイト上から参加申し込みをしていたのですが、おそらく文字化けでもしたのでしょう。サークルカットのサイズなど要点だけメールでお聞きして、パンフの入稿日が迫っていたので次の日封筒には速達で飛んでいってもらいました。
 数日後、無事に案内が届きました。その時にサークルナンバーが判明して、日記に書いたのかな?
 ちなみに届いた特別に送ってくださった紙版の案内。このイラストを描いた方の出品されたイラオク用色紙が後に事件を呼ぶ……。
 
 可愛いですよねv
 その後からはめくるめく修羅に誘われました。(ここ笑うとこ

 途中で小説の挿絵を頼む人が変わったり、製本途中にインクが切れて買いに行ったら黒だけで一つ2500円くらいのを2つ買って大打撃を受けたり、コピー用紙もなくなって急遽買いに行ったり、当日2日前のテンパってる時に前日にカラオケ行こうと誘われて悔しがりながら断ったり、色々ありました。
 ああ、この辺は自分の記憶が思い出したくないと遮断してるのかな(はは

 前日の26日の深夜。23時頃から1時頃までにハート型の色紙にイラオク用のシェDアルを描いて、眠りにつきました。
 26日には、とりあえずカート、バッグの用意・点検といつもの仕込みと1/3を仕上げました。
 興奮して眠れないかと思いきや、25日に既に興奮していたため26日は比較的安静に寝れました。(ぇ





 いよいよ当日。朝起きてご飯を食べて、仕込んでおいたものを全て完成させて箱に詰め、お財布の確認、時間の確認をして、親に途中でコンビニに寄ってもらいつつ車で駅に送ってもらって(ぇ)、待ち合わせをしました。
 私が発行するマガを購読してくださっている方とお家が近いことが分かっていたので、道連れになってもらいました(ぇ
 待ち合わせ駅から板橋駅まで。板橋駅から歩いて新板橋駅まで。新板橋駅から板橋本町まで。板橋本町から会場まで歩きました。産連会館には板橋本町からも、もう一つの駅からも行けるのですが、私は板橋本町専門なので板橋本町から歩きました。
 そこで私は一つ大きな勘違いをしていたんですよね。サークル入場が11時半からだと。(爆)本当は10時半ですよ?でもほら、サークル参加初でしたから。(こら言い訳しない
 会場に着くと、もう熱気が凄かった。人が多い!フリースペースに椅子が並べられてた!いつもはコミュニケーションノートが置かれていた場所。そこに綺麗に椅子が並べられていて、13から参加していた人間ですがちょっとしたカルチャーショックでした(ぇ
 後々、コミュニケーションノートは入ってすぐ右の所に置いてあるのに気づきました。なんか哀愁漂ってた…(ぇ

 その後着替えて、スペースの準備して……の前に、近くのスペースに春巻きさん発見!!騒ぎながらご挨拶。お久しぶりでしたーv
 初参加なりに頑張って配置して、その後一息ついたときに右隣のサークルさんは、柊さんであったことが判明。ラミプロでシェゾ描いてた人だよ!!(ぇ
 春巻きさんの更に一つ先にひとでさんもいました。ここの4つWシェゾ様同盟員がくっついてる!瞬間私はそう気づきました。これは何かの縁だったんだ!
 
 私とひとでさんのサークルカットがそっくりだと言うのが、魔導祭開始後にちょっとした噂になっていたようで。沢山の方に聞かれましたが図ってなかったですよ(笑
 その後はご一緒した方がスペースにいらして下さったのですがまだ用意は出来ておらず、一巡させてしまいました、申し訳なかったです。
 更にその後、我がお姉さまが!(ぇ)マスクをしていて、喉が本当にきついんだなと思ったのですが、それはスケブを渡され吹っ飛んでしまいました。(ぁこら
 準備が終わったらまた来ますと言うことになって、とりあえず急いで準備を終わらせました。
 その後に、またまたマガを購読して下さっていて、さらに夏コミなどもご一緒させていただいている方がスペースにいらして。ああっもう!お久しぶりでしたよ!(ぇ
 色んな人の笑顔が、今思うともう懐かしかったです。


 そのあと暫くぼーっとしてました。通路を挟んだ目の前のスペースさんからぷよフィの色んな音が流れてきて結構気になってました。(しかもスピーカーが正面向いててたから…/私はぷよフィはぷよと捉えない(?)派
 色んな人に仕込んだもの配ったり、サークルを回ったりして、満喫していたある時。スペースに座っていると、入り口からやけに熱い視線を向けながらかっこいいブラキがやってきて、私のスペースの前に立つと手を差し出す。何かと思い、とりあえず仕込んだものを差し出すと「違う違う」と言われ、用件を聞くとどうやらコス写のお誘いだったようで。戸惑いなく着いていきました。(笑/当日私はシェDアルのドッペルアルルコスだったのですよ
 着いていった先は魅惑の空間!(ぇ)春巻きさんのドッペルシェゾと、なんとルーンロードさん!しかも
2人!!そのお三方の印象が強くて他の方はあまり記憶に…(こら
 でもやっぱりドッペルアルルコスは歓声を浴びるんだ。アルルじゃないから……。
 
 一番ましなショットがこれで、隣にアルルがいましたが掲載許可は取ってないのでトリミングでカットしました。

 で、一番初めに何があったかと言われると、ルーンロードさんに見つめられましたv(ぇ
 しかも赤のカラコンしてた!かっこいい!瞳に吸い込まれるってこういうこと言うんだなと思ってしまいました。
 もう一人のルーンロードさんは、魔導祭で幾度かお会いしていた方でした。確か、アルル、ドラコ、(夏コミでは)ルルー、シェリー、そして今回のルーンロードと幅広い!凄いレイヤーさんだ!

 そして始まった撮影会。ドッペルシェゾと一緒にー、サタン様にプロポーズされてー、サタン様を飼ってー(ぇ)、アルルと一緒にー、カーくん奪ってー。色々取りました。(くぅっ、28枚撮り一つで追いつくはずないよなっ!/悔
 撮影会は時間を分けて3〜4回開かれたみたいですが、サークルにいたりなんなりで参加できたのは1回目と2回目です。(アルルと撮ったのは2回目
 楽しい時間は過ぎいつの間にかステージイベント開始の時間に。イラオクから始まりました。
 それがまあ、凄いこと。東京だけで52枚とか、そんなの比じゃないほど凄いことが起こりましたよ。
 あ、イラオクといえば私が前夜描いたシェDアル。と随分前に描いてたDシェDアル。両方とも開始時は少し沈黙がありましたがちゃんと欲しがってくれた方がいました。良かった…(ほ
 DシェDアルの方はあんま覚えてないのですが(と言うより前に人がいてよく見えなかった)、シェDアルの時はばっちり見えました。ちょっと、そこの○6さん!私の絵に千円以上もつけちゃっていいんですか!だからその後の予算が730円なんかになっちゃうんですよ!(こら微妙な伏字
 私のイラストは、てっきり顔見知り間の情けで競われるかと思いきや、そんなことなかった!(例によってDシェDアルは分からなかったけど
 私が撮影会でサークルを開けている間、いらしてくださったお客様が!お客様が何と参加を!私がいなくて会場を一巡させてしまいましたが、発行物のシェDアル本もお買い上げ下さり、ああもう嬉しかったです。もう一方と競っていて下さっている時は、その人の方しか見れませんでした。今でも覚えています。クリーム色のジャンパーに水色のショルダー…(はいストップ
 予算の限界を感じたのか、諦める時のあの悔しそうな顔が!忘れられません…(ほぅ
 嬉しかったです。ありがとうございました。落とされなくても、競ってくださったことが嬉しいです!


 さて、話は戻って(笑)、イラオクでどんな事件が起こったかというと、まあ出品数が52枚なんで前後で分けられたわけですが、第一部の最後。魔導祭ホームページのトップを度々飾っていたヒトカさんのイラストがあったのですが。
 ねえ、おかしいですよね?(ぇ)開始直後千は軽く越して万も超えて四捨五入して十万も超えて…。この辺りから2名に絞られ、とうとう44万まで上がってしまったので、キリがないから予算を紙に書いて高いほうを落札にしよう、という案が挙がり実施した所…。
 片方の方は45万くらいだったのかな?もう一人の方はなんと101万。

 101万。

 嘘じゃないですよ(ぇ
 会場が一気に歓声と言うか驚きと言うかそういうのに支配されて、雰囲気が変わってしまいました。思い切り引いてる人。どうなってるのか分からない人、とにかく驚いてる人。きっとファントムゾーンがあったら、この雰囲気を凝縮・濃厚にしたものだったんだろうな(ぇ
 出品者も落札者も人生が変わってしまう値段だからってんで、価格の方は出品者と相談して決めてくださいね、ってことになってました。まあそうだよなあ。

 第二部はそこそこにヒストリー。(何
 色濃く覚えてるのは、女性方の目の色が変わったシェゾ&Dシェゾのイラスト。顔があって体があってポーズがあって、と言うのではないキャラを効果的に置いている絵と言うのだろうか、とりあえずそんなの。
 101万事件があってから(勝手に命名)、予算が一万を越した所から紙に書いてもらおうということになって、その時4名いた中で一万五千が2人、二万が1人だったかな?そして最後の一人が6万。
 これもぷちに人生変わると思ったのは私だけ?(バイト一ヶ月の給料が6万台の人
 紙に書いて競われた中で一番高かったのはこのイラストだったはず。紙に書かないで高かったのは(101万事件が起こる前は)一万二千くらいだったかな。ぷよけっとぱーてぃーが本になりましたの目次を描いてた人(ぇ
 もう、周りが凄すぎて、私が戦ったのなんて風前の灯に感じちゃいましたよ。おゆきさんが出してた、よ〜んキャラ集合の方。だって!ドッペルアルルが中心なんだもん!(ぇ
 初めはごそごそ人が溜まってましたが、四千過ぎた辺りから人が減って、次第に2人になって…。その時お財布にはイラオク用に2万程入ってましたが、競った相手がなんか別世界の人なので、8千で切り上げておきました。どうせ競っても、相手が払う値段を上げるだけだろうと思いましてね。
 と言うか、他のイラストにしてもそうだけど、紙に描いたイラストに果たして1万以上の価値があるのだろうかとその時考えてしまったしまったあまり、一歩踏み出せなかったんだと思う。おかしいな。私はそんな守銭奴じゃなかったはず…(ぇ
 今でも後悔してますよ。なんであの時もうひとふんばりしなかったんだろうって。(ぇ
 でも私、地声は高いのにああいうときだけ低くなるんだよな。緊張してる時って低くなるのかな。コスコンの時はドッペルアルルだからある程度意図的に低くしてたけど…。
 それと、目も悪いのにメガネもコンタクトもしてなくて、競っている時はずっと目を細めながらイラスト見てて、かなり柄悪い人だったよな…(笑


 イラオクが終わると、少し間をおいた後じゃんけん大会が始まりました。机に乗ったいくつかのダンボール。皆思ったはず。「こんなにあるのかよ!」(イラオクが沢山予想外で伸びたおかげでスケジュールは大幅にずれたのですよ
 でも少しずつじゃんけんは始まっていく。しることか業務用カレーとか、おきまりの食品系もさることながら、初っ端からのコンクラ6冊4セット!さすがにラストだ!提供品は甘くない!!
 あとはばよツアのピンクの袋中身もまるまるセットとか、DS12号と他色々とか、SS魔導のプロモビデオとか、わくぷよ体験版とか、PC98版123とかMSX版123とか結構レアなものもお目見え。(でもARSはなかったなぁ
 リアルにわくぷよダンジョン決定版とか出て欲しかった。保存用に。(ぇ
 私が提供したSSわくぷよダンジョンと攻略本のセットは、それぞれ違う方の所へお嫁に行きましたとさ(ぇ
 でも私はじゅうとみつぼしから参加して、ついにじゃんけん大会で一度も勝ち残る事は出来なかった。残念。


 じゃんけん大会が終わって、うえとしさんの挨拶があったかな?それで一通りイベントは終了となりました。
 この時点で18時近かったかも。
 その後18時半から後夜祭が始まるらしいので、お腹空いた〜疲れた〜と思いつつも、マガ購読者様の輪にお邪魔してしゃべりながら後夜祭開始を待ちました。
 ここで更に余談を。
 私のマガ購読者様は、どちらかと言うと男性の方の顔の方がはっきりしている。比率としては少ないはずなのに!嬉しい!例え31〜4:3〜6だったとしても、その内1:2の割合である種幻の「all-fragment 特別号」を受け取っておられる!
 女性は多い。同人界に女性は多い。だが、男性は少ない。でも、その男性の方がお会いできてお顔も合わせられる。なぜ!でも嬉しいぞー!オンラインでのぷよ仲間に男性の方が少ないと言っていた方に男性の方を紹介できて光栄だ!
 そしてして。更に余談。というか驚いてるんだか嬉しいこと。

 シェDアルって男性ウケいい?

 だって。だって。(ぇ)私の布教の成果(?)でシェDアルを話題に挙げてくださる方は男性しかいない。お一方はイラストを。お一方は小説を。お一方はコスを。それぞれ形に変えて下さる。嬉しい!(こればっかり
 同じ女性の方でも、私がそうなので誰かはまってくれると思ってますよ+(ぁ




 後夜祭は、復活したゆらさんのご挨拶から始まりました。(まつりさんの代わりにステージに立つようになったゴスロリの方ですね
 連日の疲れでばたんきゅ〜してしまったことをとても悔しがっていて、お詫びをしていました。頑張った証なんだから気にすることないのに!復活もして挨拶も出来たじゃない!(今更だけど
 その後は何故かうえとしさんへの要望コーナーになり、その後はゆらさんへの要望コーナーになり、その後ある要望により事態は急変!キーワードはずばりうえとしさんの生足!
 毎度のことながらステージでは女装をするうえとしさん。コスではアルルだったりキキーモラだったり。そのうえとしさんの生足を拝みたいとかそんな展開になって、101万事件に関わったらしき人は、なんとうえとしさんのスカートの中を撮りたがる始末(笑
 でも笑いが絶えない良い雰囲気でしたよ。主催者と参加者が密接なとこが魔導祭なのかなーとか。爆発的にヒットするジャンルのイベントってなんかサークル目当てで、交流会とかあってもなんかそんな深くない感じ。様々な場所への遠征、長い間にわたり続けていること、それがこの雰囲気の基盤でもあったのかなーとか暦は短い私なりに思った。

 最後に集合写真を撮りましょうってことになって、集まれる人は集まって写真を撮りました。ここでもうえとしさんのスカートは狙われる!(笑
 ひとでさんに続いてうえとしさんの後ろ周辺を確保!嬉しかったv写真では中心寄りに映ってるはず。
 黒板の前で撮るんで何か追加で描かなきゃ!と思い立ち、スペースがあまりなかったのを見て私がとっさに書いた魂の一筆。

 シェDアルー!

 末期です。ええ。
 春巻きさんも笑ってくれました。写真に写ると良いなv



 その後は皆で会場閉鎖のお手伝い!
 優に40名は越す人々の結束は強い!椅子は3分の1でいいのに5分の3運んじゃったり、2分の1でいいのに5分の4運んじゃったり。机は波のように寄せられるは人は綺麗に端に寄るわ。凄かった。
 その後皆名残惜しそうにしつつ会場に残って、うえとしさんのお着替えが済むとちらほら人が帰り始めました。私が春巻きさんの提案でうえとしさんにパンフにサインを頼むと、それがどんどん広がっていく。ありがとう、春巻きさん!!
 私もその後21時過ぎ頃にマガのお二方(ぇ)と駅へ向かいました。もともと産連会館は21時までの使用と言う事で、最後は少し急かされるように会場を後にしました。
 都営三田線に乗って、新板橋駅でお一方とお別れ。乗換えのため板橋駅まで歩き、ホームから魔導祭の度に見た看板の位置と夜空。高さの変わらないビル。少し出てる星。魔導祭の夜に見る景色はこれが最後だと思うと、少しじんわりしました。駄目だ。やっぱり私「最後」に弱いんだよっ。
 赤羽駅でもう一方とお別れして、とうとう一人。寂しいはずだけどそんなに辛くなくて、足取りもしっかりしてた。
 そのあと22時過ぎ頃に家に着いて、どっと疲れが出てパンフ見たり戦利品読み返したりどさくさにまぎれて自分の発行物も読んだりして、気がつくと24時になってました。本当はそのまま寝たかったけど、そうすると次の日とてもだるくなることは請け合いなのでお風呂に入る。脱いだ服の匂いは、嗅いだことのない匂いでした。

 
 うえとしさんのサイン。


 その夜疲れに身を任せ、少し興奮と戦った後眠りにつきました。
 私がまだ小学生の頃から始まっていた魔導祭。お疲れ様でした。またどこかで会いたいです。


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